
別に英雄になりたかったわけじゃない。
ただ一つの信念があっただけだ。
天から地に落ちる火花は力を誇示したい神の横暴で、彼らは緩衝となるべくその身を奉げた。
体を駆け抜ける電流が例え自らを熱く燃やそうとも、護りたいものがあったのだろう。
志が彼らを強くし、だからこそ重責を負いながらも自分の脚で立ち上がることができた。
地べたに横たわる怠惰を捨て去り、胸を張ることで穴だらけの大地にある自らの位置というものを知りたかったのかもしれない。
肩を並べるようにして列を成し、いつだって遠くを眺めていた。
そう、彼らには信念と固い意志があったのだ。
決して導き手のうっかりミスで横たわる場所がなくなったから仕方なく、というわけではない。
間違ってもそんなことない。
あるはずがない。
嫌だなぁ、ないっていってるじゃないか。
ははは...
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